【11/25刊行】『アレ』Vol.5寄稿者紹介(その2)


こんばんは、〈アレ★Club〉です。先日もお伝えしましたが、私たちは11月25日()に東京流通センターで開催される第二十七回文学フリマ東京で、機関紙であるジャンル不定カルチャー誌『アレ』の新刊Vol.5を初頒布します。

【お知らせ】第二十七回文学フリマ東京で新刊を頒布します

また、昨日からは特集テーマ・インタビュー記事・特別寄稿以外の個別記事について紹介しています。

【11/25刊行】『アレ』Vol.5寄稿者紹介(その1)

本日も昨日に引き続き、皆様に『アレ』Vol.5に掲載されている個別記事をご紹介していきたいと思います。寄稿者紹介第二弾の本日は、halyukiさん、高山健さん、今田ずんばあらずさんの三名です。

◆halyuki:僕は異世界パチンカー[創作]

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本日最初の紹介は、halyukiさんによる小説「僕は異世界パチンカー」です。これまで本誌Vol.1に「さよならちんこ」を、Vol.4に「リッキーくん」を寄稿していただいたhalyukiさんに、今回も怪しさ全開の小説をご寄稿いただきました。いわゆる「異世界転生モノ」が流行している昨今ですが、halyukiさんはそこで「プロパチンカー」という仕事(?)に着目しました。不慮の事故で亡くなったパチンカーの主人公は、異世界での「チョロい」パチンコを王宮からの依頼によって打ち始めますが……?続きは本誌をご覧ください。

◆高山健:なんか怪しい「風習」のお話[論考]

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続いて、高山碧改め高山健さんによる論考「なんか怪しい『風習』のお話」です。本誌皆勤賞の高山さんですが、今年5月には自身が編集長を務める評論系同人誌『M.L.J』を創刊するなど、ますます精力的に活動されておられます。そんな高山さんの今回の記事は、「アフリカの呪術」をテーマとした論考です。もはや扱っている題材の時点で「アレ」感が凄まじいですが、高山さん曰く、アフリカは私たちと切り離されたものでは決してなく、それどころか日本の未来像ですらあるとのこと。その詳細については、是非高山さんの論考を実際に読んでお確かめください。

◆今田ずんばあらず:旅支度はマンホールのフタから[エッセイ]

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本日最後の紹介は、今田ずんばあらずさんによるエッセイ「旅支度はマンホールのフタから」です。読者の皆様、お待たせいたしました。前々号『アレ』Vol.3で「夜逃げ」についてのエッセイを寄稿してくださった今田さんが帰ってきました!今回の今田さんのテーマは「旅と日常」。今田さんは、日々の生活で鈍ってしまいがちな想像力に、ちょっとした活気を与えるもの、それこそが「旅」の醍醐味であると言います。全国各地を旅して回る今田さんならではの視点がふんだんに盛り込まれたこの記事は、当会代表イチオシの一作となっております。

本日の紹介は以上です。繰り返しになりますが、本日ご紹介したhalyukiさん、高山さん、今田さんの記事が掲載されている『アレ』Vol.5は、11月25日()に東京流通センターで開催される第二十七回文学フリマ東京の〈アレ★Club〉ブース(キ-53)にて初頒布いたしますので、皆様よろしくお願いいたします。

以上、〈アレ★Club〉からのお知らせでした。