〈アレ★Club〉より新年のご挨拶


皆様、新年あけましておめでとうございます。『アレ』および「コレ!」編集長の堀江くらはです。

昨年は機関誌であるジャンル不定カルチャー誌『アレ』のVol.6およびVol.7を刊行することができました。また、(株)丸善ジュンク堂書店様のインストアコードを取得し、ネットストア「honto」での販売開始および全国の丸善およびジュンク堂書店での取り寄せ販売を開始(詳しくは下記の記事をご参照ください)するなど、当会にとって文字通り飛躍の年となりました。

【お知らせ】『アレ』、全国流通はじめました。

これもひとえに、当会を日頃より応援してくださっている皆様のおかげです。本当にありがとうございます。本年もこの勢いのまま、評論系同人誌のシーンを作っていくべく、ますます尽力していく所存です。

新年の抱負と言うとアレですが、今年は昨年できなかったいくつかのことについて、精力的に取り組んでいきたいと思っています。例えば、昨年は書籍の刊行や書店様とのネットワーク作りなどの、雑誌に関する面の効率的な組織作りと、実際の作業面にリソースを割くことが多かった年です。

その結果、残念ながらいくつかのプロジェクトの進捗が滞っています。しかし、この一年間で雑誌作りを効率的に行うことが可能になりつつありますので、今年は昨年取り掛かれなかった以下の事柄に注力していく予定です。

まず第一に、このWebサイト「コレ!」の更新頻度を上げていく予定です。昨年は編集長である私の独断で、更新頻度を意図的に下げました。その結果、多くの方々から「新しい記事はまだですか?」というありがたくも手痛いお言葉を賜りました。そのような厳しくも暖かいご指摘に心より御礼申し上げますとともに、今年からは更新頻度を徐々に上げていく予定ですので、何卒ご期待ください。

そして第二に、他の評論系・批評系同人誌を制作しておられるサークルさんとのコミュニケーション不足の解消について取り組んでいきたいと考えています。これに関しては本当に難しい問題で、私たち〈アレ★Club〉が住んでいる場所に縛られず、Web上のやり取りのみで機関誌『アレ』を制作しているということもあり、東京を中心として評論・批評コミュニティになかなかコミットできていないという現状があります。

ちなみに、上記の点については、Web上で積極的に交流することは、SNSの現状を鑑みると、私たちだけでなく他のサークルさんにとっても、リスクが大きいように思われます。そのため、当会としてはまず、私たち〈アレ★Club〉が持つノウハウや実際の雑誌の作り方などを発信していくことで、他のサークルさんとの交流のきっかけを作っていければと考えっています。

また、今後は他サークルさんおよび読者の皆様からのご質問にも、答えられる範囲で積極的にお答えしていきたいと思っています。もしご質問がございましたら、私(堀江くらは)の「質問箱」までお寄せください。

以上、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。