『生まれてきたことが苦しいあなたに:最強のペシミスト・シオランの思想』【山下泰春の「入門書」入門(第10回)】

◆古典の先生との話 突然だが、私は高校生の頃、ずっと「死にたい」と思って通学していた。中学を卒業後、張り切って進学校に入学したのはいいが、勉強があまり出来ず、さらには友人関係でも数多くの失敗をやらかしてきたため、高校で自 […]

ジュンク堂書店京都店およびロフト名古屋店閉店の報に接して:同人サークルから見た書店事情と、同人誌を一般書店で置く意味について

一昨日、僕たち〈アレ★Club〉もお世話になっているジュンク堂書店京都店およびロフト名古屋店が、2020年2月29日をもって閉店することが発表された。 ジュンク堂書店 京都店は2020年2月29日に閉店します ジュンク堂 […]

【第3回】安丸良夫『出口なお:女性教祖と救済思想』について (日本人の「勤勉さ」と近世後期の新宗教)

前回:【第2回】小沢浩『生き神の思想史』について(日本人の「勤勉さ」と近世後期の新宗教) ◆前回の内容 前回、筆者は小沢浩『生き神の思想史』(岩波書店,2010)を参照して以下の二点を概観した。まず第一に、近世の民衆には […]

【第9回】〈アレ★Club〉と『ぼっち侵略』(前編)(私が『ひとりぼっちの地球侵略』と共に辿り着いた「コンテンツ」の限界)

前回:【第8回】覚醒(私が『ひとりぼっちの地球侵略』と共に辿り着いた「コンテンツ」の限界) ※注意:今回、記事中にさいむが〈アレ★Club〉のメンバーから投稿原稿の査読を受ける場面がありますが、本稿における〈アレ★Clu […]

ガディール・フンムの「伝承」について【「ことば」を語る(第2回)】

前回:名古屋弁について【「ことば」を語る(第1回)】 ◆はじめに イスラム教についてニュースやワイドショーで報じられる際「シーア派」「スンニ派」というワードがよく出てくる。この2つの宗派については耳にしたことのない読者の […]

フラッシュバックする現実と憧れ:文化住宅・リシン吹付け・サイディング【「数字」から垣間見る過去(第5回)】

前回:「星空」がもたらす想像力とエネルギー:北海道地震の停電から考える【「数字」から垣間見る過去(第4回)】 フラッシュバックと呼ばれる現象がある。ふとした経験がトリガーとなって、全く状況とは関係のない過去のことが鮮やか […]

第2回:私だって友達が欲しいんです。:平坂読『僕は友達が少ない』(ライトノベルの特異点はどこですか?:ゼロ年代後半から分かるラノベ史)

前回:第1回:大人だってラノベが読みたいんですっ!(ライトノベルの特異点はどこですか?:ゼロ年代後半から分かるラノベ史) ◆「空気」を読むのが苦手でした。 私事から入るのは大変恐縮だが、中学校や高校に通っていた六年間、ク […]