『これが現象学だ』:「私」は「他人」と分かり合えるか?【山下泰春の「入門書」入門(第6回)】

前回:『全体主義』:時代論の書き方【山下泰春の「入門書」入門(第5回)】 ◆「私」は普通じゃない 私はよく昔から「変わってるね」とか「普通じゃない」と言われてきた。今でも「じゃあ普通って何だよ」と思うことはあるが、結局そ […]

【第8回】覚醒(私が『ひとりぼっちの地球侵略』と共に辿り着いた「コンテンツ」の限界)

前回:【第7回】接触、〈アレ★Club〉(私が『ひとりぼっちの地球侵略』と共に辿り着いた「コンテンツ」の限界) ◆君じゃなきゃ駄目みたい 前回は2016年2月の出来事を紹介しましたが、実は今回も2016年2月にあったもう […]

【第7回】接触、〈アレ★Club〉(私が『ひとりぼっちの地球侵略』と共に辿り着いた「コンテンツ」の限界)

前回:【第6回】GIVE A REASON(私が『ひとりぼっちの地球侵略』と共に辿り着いた「コンテンツ」の限界) ◆実力不足に苛まれながら 2016年になると、私はすっかりアニメ批評界隈の片隅にいる人間として定着していま […]

ガディール・フンムの「伝承」について【「ことば」を語る(第2回)】

前回:名古屋弁について【「ことば」を語る(第1回)】 ◆はじめに イスラム教についてニュースやワイドショーで報じられる際「シーア派」「スンニ派」というワードがよく出てくる。この2つの宗派については耳にしたことのない読者の […]

【第6回】GIVE A REASON(私が『ひとりぼっちの地球侵略』と共に辿り着いた「コンテンツ」の限界)

前回:【第5回】アイを見つけた場所(私が『ひとりぼっちの地球侵略』と共に辿り着いた「コンテンツ」の限界) ◆迷走の始まり 2015年5月末、「さいむさんの『ぼっち侵略』語りには自分がない」と言われショックを受けた私は、『 […]

『Pokémon GO』と多拠点生活:ファスト風土とポケモン【ほぼ月間デジタルゲーム:よくあるゲーム日記(第1回)】

◆多拠点生活、始めました 今月は僕の人生にとって重大な月となった。タイトルにもある通り、今月から多拠点生活を開始したのである。今僕は、この記事を北海道にある家で書いているし、近々北海道で取材の予定がある。今月の頭には大阪 […]

【第5回】アイを見つけた場所(私が『ひとりぼっちの地球侵略』と共に辿り着いた「コンテンツ」の限界)

前回:【第4回】その灯火を手がかりに(私が『ひとりぼっちの地球侵略』と共に辿り着いた「コンテンツ」の限界) ◆今更、後には引き返せないから 私は2015年3月に大学を卒業しました。いきなり身の上話で申し訳ありませんが、こ […]

『ニーチェ入門』:ニーチェは名言botじゃない【山下泰春の「入門書」入門(第4回)】

前回:『資本』:人間とクレジットカード【山下泰春の「入門書」入門(第3回)】 ◆ニーチェの難しさ 「ニーチェは一番理解するのが難しい哲学者だ」と、昔とある教授から言われたことがある。今でも「それはどういう意味だったのだろ […]

フラッシュバックする現実と憧れ:文化住宅・リシン吹付け・サイディング【「数字」から垣間見る過去(第5回)】

前回:「星空」がもたらす想像力とエネルギー:北海道地震の停電から考える【「数字」から垣間見る過去(第4回)】 フラッシュバックと呼ばれる現象がある。ふとした経験がトリガーとなって、全く状況とは関係のない過去のことが鮮やか […]