こんばんは、〈アレ★Club〉です。今日は、今週末に当会メンバーが参加するイベントが二件ありますので、そのお知らせです。
①「ものを書くための、読書会」Vol.18(10月13日(土))
毎月第二土曜日に大阪・谷町にある〈ことばを食べるカフェみずうみ〉さんで開催する、当会代表・山下泰春と事務局長・永井光暁によるワークショップです。このワークショップでは、毎回課題図書を設定して参加者の皆さんで輪読して内容についてディスカッションをした後に、テーマに沿ってその場で文章を書き、皆さんが書かれた文章を発表していただいています。
今回は10月、芸術の秋に開催するワークショップということで、「芸術」をテーマとした本を皆さんと一緒に読んでいきます。今回読む『笑うフェルメールと微笑むモナ・リザ』は、絵画における「笑い」の表現がいかにして名画を生み出していったのかを、芸術に普段あまり触れたことがない人にも分かりやすく解説・紹介している面白いアートの入門書です。
表題にもあるオランダの巨匠ヨハネス・フェルメール(1632~1675)は、東京では今月から、大阪では来年2月から過去最大の特別展が開催されますが、大阪展が始まる前の予習として、彼の作品に描かれている人物たちがなぜ笑っているのかを入口に、芸術について読んで、話して、考えながら、実際にものを書いてみませんか?
一人で読むだけでは気付けなかった視点や考え方に触れたり、他の参加者さんが書かれた文章について楽しく意見を交換したりと、普段文章を書く機会が少ない方はもちろん、小説やエッセイを書いておられる方も大歓迎の、アレ★Clubによる少し変わった読書会ですので、よろしければご参加ください。
<開催概要>
日時:2018年10月13日(土)19時~22時
会場:ことばを食べるカフェみずうみ
(大阪市中央区谷町6-5-26 複合文化施設「萌(ho)」2F)
今回読む本:元木幸一,2012,『笑うフェルメールと微笑むモナ・リザ:名画に潜む「笑い」の謎』小学館.(当日作品の一部コピーを配布します)
参加費:1000円(イベント終了時に徴収させていただきます)
参加方法:コチラのメールフォームからお申し込みください
②「依岡隆児(徳島大学教授)×礒井純充(まちライブラリー提唱者)×アレ★Club」トークライブ(10月14日(日))
〈みずうみ〉さんのイベント翌日の10月14日(日)、大阪の隆祥館書店さんで徳島大学教授の依岡隆児先生、「まちライブラリー」の提唱者である礒井純充さん、そして当会こと〈アレ★Club〉によるトークライブが開催されます。
このイベントでは、依岡先生が書かれたノーベル文学賞作家のギュンター・グラス(1927~2015)の日本初の評伝『ギュンター・グラス:「渦中」の文学者』(2013年,集英社)に関する話題を中心に、波乱万丈な人生を送ったグラスの人物像と時代背景を読み解きながら、グローバルという言葉に翻弄される現代人への処方箋をグラス研究者の依岡先生と一緒に考えます。また、イベントの後半では本を通したコミュニティ作りの運動である「まちライブラリー」を提唱された礒井純充さんを交えて、本を通したコミュニティ作りの現状と在り方について考えていきます。
また、本イベントは三部構成になっており、私たち〈アレ★Club〉は第三部の「教えて!あなたのフェイバリットブック」で、代表・山下泰春と事務局長・永井光暁が司会を務めさせていただきます。第一部・第二部のお話を踏まえて参加者の皆さんと一緒に皆さんのお気に入りの本について話しつつ、私たち〈アレ★Club〉による本作りの実践で気付いたことや考えたことについても触れていく予定です。要予約制のイベントとなりますが、お時間がありましたら是非ご参加ください。
<開催概要>
日時:2018年10月14日(土)、12時30分開場、13時開演
会場:隆祥館書店8階多目的ホ-ル
(大阪市中央区安堂寺町1-3-4)
参加方法・参加費・その他詳細:コチラの隆祥館書店さんのHPをご参照ください
以上、〈アレ★Club〉からのお知らせでした。