『ドゥルーズ哲学のエッセンス』:人文学の役割とは?【山下泰春の「入門書」入門(第11回)】

◆頭の良い人は複雑な問題を単純化して伝える「だけ」か? しばしば「複雑な問題を単純化して考える/伝える」ことは「頭の良い人」の特徴だ、とよく言われる。確かにそれは、一方では事実だろう。概念に振り回され、中身を伴わない言葉 […]

【研究ノート】市川遊佐:アレ★Club的「記事の構成の方針」について(2020年夏版)

こんばんは、〈アレ★Club〉です。 一年も半分が過ぎましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。当会は現在、開催中止となった「コミックマーケット98」および「第三十回文学フリマ東京」で頒布を予定していた『アレ』Vol.8の […]

『アダム・スミス』:「神の見えざる手」の正体とは何か?【山下泰春の「入門書」入門(番外編)】

◆アダム・スミスという思想家について 「古典派経済学」の父と名高いアダム・スミス(1723~1790)は、極めて数多くの誤解・誤読に晒されてきた人物の一人だ。その一例が「神の見えざる手」という、彼の思想を端的に表現する言 […]