「人間の条件」としての地球、そしてロルフ・ヤコブセンの「それは青い―」という詩をめぐって

山下泰春〈アレ★Club〉代表。大阪大学大学院博士後期課程に在籍中。専門は戦後ドイツ思想の傍流だが、最近は色々と浮気しがち。動物(特に有蹄類)が好き。機関誌『アレ』から本サイトまで、〈アレ★Club〉の活動全般に関わる。 […]

【翻訳記事】私たちのあいだでジョン・レノンはまだ生きている:スターが「メディア・フレンズ」になるとき、そのインパクトは強力で、予想外のものになりうる。(ジョシュア・メイロウィッツ)

【注意】 以下の記事は『アレ』Vol.9のインタビュー企画にご協力くださったジョシュア・メイロウィッツ氏が“Common Dreams”に寄稿し、2020年12月6日に公開された“Jo […]

『ドゥルーズ哲学のエッセンス』:人文学の役割とは?【山下泰春の「入門書」入門(第11回)】

◆頭の良い人は複雑な問題を単純化して伝える「だけ」か? しばしば「複雑な問題を単純化して考える/伝える」ことは「頭の良い人」の特徴だ、とよく言われる。確かにそれは、一方では事実だろう。概念に振り回され、中身を伴わない言葉 […]

『アダム・スミス』:「神の見えざる手」の正体とは何か?【山下泰春の「入門書」入門(番外編)】

◆アダム・スミスという思想家について 「古典派経済学」の父と名高いアダム・スミス(1723~1790)は、極めて数多くの誤解・誤読に晒されてきた人物の一人だ。その一例が「神の見えざる手」という、彼の思想を端的に表現する言 […]