『バタイユ入門』:理性と非理性の深淵の思考【山下泰春の「入門書」入門(第9回)】

◆バタイユとは「誰」か かつてドイツの哲学者フィヒテは「人がどのような哲学を選ぶかは、彼がどのような人間であるかにかかっている」と述べたことがあるが、「人がジョルジュ・バタイユを経由した時に何を感じるか」は、個人的にはそ […]

『ラカンはこう読め!』:〈大文字の他者〉とは何者か【山下泰春の「入門書」入門(第8回)】

◆何となく、気まずい…… 皆さんはこんな経験をしたことがないだろうか。例えば、あまり親しくはない人と二人で時間を潰さなくてはならなくなり、会話を試みようとするのだが、それも長くは続かず、沈黙が訪れて何となく気まずい空気に […]

『命題コレクション 社会学』:社会は一体どこにある?【山下泰春の「入門書」入門(第7回)】

◆「社会」は一体どこにある? Societyという語を「社会」と訳したのは明治時代のことであった。それを今の私たちは何も疑うことなく、「社会」という語を日常的に使い、話している。例えば、社会科学、社会制度、社会福祉、社会 […]

『これが現象学だ』:「私」は「他人」と分かり合えるか?【山下泰春の「入門書」入門(第6回)】

前回:『全体主義』:時代論の書き方【山下泰春の「入門書」入門(第5回)】 ◆「私」は普通じゃない 私はよく昔から「変わってるね」とか「普通じゃない」と言われてきた。今でも「じゃあ普通って何だよ」と思うことはあるが、結局そ […]

【報告】「ものを書くための、読書会」Vol.19@みずうみイベントレポート

先日の12月8日(土)、当会こと〈アレ★Club〉主催のワークショップ「ものを書くための、読書会」Vol.19が、大阪・谷町にある〈ことばを食べるカフェ・みずうみ〉で開催された。今回は第二十七回文学フリマ東京後初の当会主 […]

「依岡隆児×礒井純充×アレ★Club」トークライブ@隆祥館書店イベントレポート

先日の10月14日(日)、大阪市安堂寺町にある隆祥館書店にて、ギュンター・グラス研究者の依岡隆児先生の講演会および〈まちライブラリー〉提唱者である礒井純充さんとの対談、そして当会代表および事務局長司会によるブックトークが […]

『ニーチェ入門』:ニーチェは名言botじゃない【山下泰春の「入門書」入門(第4回)】

前回:『資本』:人間とクレジットカード【山下泰春の「入門書」入門(第3回)】 ◆ニーチェの難しさ 「ニーチェは一番理解するのが難しい哲学者だ」と、昔とある教授から言われたことがある。今でも「それはどういう意味だったのだろ […]

『資本』:人間とクレジットカード【山下泰春の「入門書」入門(第3回)】

前回:『理性の限界』:人間はどこまで「可能」か?【山下泰春の「入門書」入門(第2回)】 ◆グローバリゼーションの只中で 現代がグローバル社会と呼ばれるようになって久しい。少し足を伸ばして都会に出れば(あるいは観光地へ行け […]