いかにして他者の死後の人格を認めるか:『SeaBed』における日記論
(アイキャッチ画像:©Paleontology,2016) 「受け入れようが拒絶しようが、賞賛されようが非難されようが、記憶されていようが忘れられていようが、過去はいつも私たちとともにある」(D・ローウェンサール『過去と […]
(アイキャッチ画像:©Paleontology,2016) 「受け入れようが拒絶しようが、賞賛されようが非難されようが、記憶されていようが忘れられていようが、過去はいつも私たちとともにある」(D・ローウェンサール『過去と […]
◆古典の先生との話 突然だが、私は高校生の頃、ずっと「死にたい」と思って通学していた。中学を卒業後、張り切って進学校に入学したのはいいが、勉強があまり出来ず、さらには友人関係でも数多くの失敗をやらかしてきたため、高校で自 […]
◆トラウマのカナブン 突然だが、私は昔からカナブンが怖い。そう、あの甲虫類の、カナブンである。カブトムシやクワガタなどの他の虫は平気なのだが、カナブンだけはどうしても受け付けない。気持ち悪いとかではなく、ただ怖いのだ。少 […]
◆バタイユとは「誰」か かつてドイツの哲学者フィヒテは「人がどのような哲学を選ぶかは、彼がどのような人間であるかにかかっている」と述べたことがあるが、「人がジョルジュ・バタイユを経由した時に何を感じるか」は、個人的にはそ […]
◆サービスの終了 先日の8月15日、2014年より稼働していたニュースアプリ「ハッカドール」が終了した。8月25日には「ハッカドール THE めもりあるぱ~てぃ!!!」が開催されることが予告されてはいるが、それでもサービ […]
◆何となく、気まずい…… 皆さんはこんな経験をしたことがないだろうか。例えば、あまり親しくはない人と二人で時間を潰さなくてはならなくなり、会話を試みようとするのだが、それも長くは続かず、沈黙が訪れて何となく気まずい空気に […]
◆「社会」は一体どこにある? Societyという語を「社会」と訳したのは明治時代のことであった。それを今の私たちは何も疑うことなく、「社会」という語を日常的に使い、話している。例えば、社会科学、社会制度、社会福祉、社会 […]
前回:『全体主義』:時代論の書き方【山下泰春の「入門書」入門(第5回)】 ◆「私」は普通じゃない 私はよく昔から「変わってるね」とか「普通じゃない」と言われてきた。今でも「じゃあ普通って何だよ」と思うことはあるが、結局そ […]
先日の12月8日(土)、当会こと〈アレ★Club〉主催のワークショップ「ものを書くための、読書会」Vol.19が、大阪・谷町にある〈ことばを食べるカフェ・みずうみ〉で開催された。今回は第二十七回文学フリマ東京後初の当会主 […]
先日の10月14日(日)、大阪市安堂寺町にある隆祥館書店にて、ギュンター・グラス研究者の依岡隆児先生の講演会および〈まちライブラリー〉提唱者である礒井純充さんとの対談、そして当会代表および事務局長司会によるブックトークが […]