『命題コレクション 社会学』:社会は一体どこにある?【山下泰春の「入門書」入門(第7回)】

◆「社会」は一体どこにある? Societyという語を「社会」と訳したのは明治時代のことであった。それを今の私たちは何も疑うことなく、「社会」という語を日常的に使い、話している。例えば、社会科学、社会制度、社会福祉、社会 […]
◆「社会」は一体どこにある? Societyという語を「社会」と訳したのは明治時代のことであった。それを今の私たちは何も疑うことなく、「社会」という語を日常的に使い、話している。例えば、社会科学、社会制度、社会福祉、社会 […]
前回:『全体主義』:時代論の書き方【山下泰春の「入門書」入門(第5回)】 ◆「私」は普通じゃない 私はよく昔から「変わってるね」とか「普通じゃない」と言われてきた。今でも「じゃあ普通って何だよ」と思うことはあるが、結局そ […]
〈アレ★Club〉のメンバーがGoogle Hangoutで行っている日々の雑談の中から、「一匙の公共性」がありそうなものを「さいむ」が勝手に書き起こし、他のメンバーのチェック無しで記事化する「アレ★トーク」。今回は年の […]
先日の12月8日(土)、当会こと〈アレ★Club〉主催のワークショップ「ものを書くための、読書会」Vol.19が、大阪・谷町にある〈ことばを食べるカフェ・みずうみ〉で開催された。今回は第二十七回文学フリマ東京後初の当会主 […]
先日の10月14日(日)、大阪市安堂寺町にある隆祥館書店にて、ギュンター・グラス研究者の依岡隆児先生の講演会および〈まちライブラリー〉提唱者である礒井純充さんとの対談、そして当会代表および事務局長司会によるブックトークが […]
前回:『ニーチェ入門』:ニーチェは名言botじゃない【山下泰春の「入門書」入門(第4回)】 ◆世代論について もうすぐ2020年になる。来年には平成という時代も終わるため、新たな年号を予想する大喜利が私のタイムライン上で […]
前回:『資本』:人間とクレジットカード【山下泰春の「入門書」入門(第3回)】 ◆ニーチェの難しさ 「ニーチェは一番理解するのが難しい哲学者だ」と、昔とある教授から言われたことがある。今でも「それはどういう意味だったのだろ […]
前回:【『GODZILLA 決戦機動増殖都市』は面白かったのか?】アニメ映画『GODZILLA』のテーマを読み解く【アレ★トーク(4)】 〈アレ★Club〉のメンバーがGoogle Hangoutで行っている日々の雑談の […]
前回:『理性の限界』:人間はどこまで「可能」か?【山下泰春の「入門書」入門(第2回)】 ◆グローバリゼーションの只中で 現代がグローバル社会と呼ばれるようになって久しい。少し足を伸ばして都会に出れば(あるいは観光地へ行け […]
◆災害の傷跡癒えぬままに 昨日9月9日(日)、大阪・天満橋にあるOMMビルにて「第六回文学フリマ大阪」が開催されました。開会挨拶で大阪事務局代表の高田好古氏も仰られていたように、今年の「文フリ大阪」は今年6月に起きた大阪 […]